就活にやる気がない人は、とりあえずやる気を出せる6つの方法をやってみよう

大学3年生になると、就職活動に関する話題がだんだん入ってきますよね。そろそろ就職活動をしなきゃ・・・と考えていても、なかなかやる気がでない・モチベーションが上がらない、と悩んでいませんか?
しかし、やる気が起きずに就職活動を開始する時期を逃してしまうと、行きたかった企業の募集期間が終了してしまった!という事態にもなり兼ねません。
今回ご紹介する方法で就職活動へのやる気を出しましょう!
INDEX
1.日経業界地図を眺めよう
就活でやる気が出ないなら、まずは日経業界地図を眺めてみると良いです。
就活のやる気が起きない理由として、世の中にどんな企業や仕事があるのか分からないからというケースがあります。そのため知らなければ、自分がやってみたいと思える仕事は見つかりません。就活をする気になれないのも仕方ないでしょう。
日経業界地図には178業界の3900社の主な企業が紹介されています。日本業界地図を短い時間で読むだけでも、例えば知らなかった企業を知る事ができたり・名前だけ知っているぐらいのメーカーが、実は世界トップシェアだったという発見もあるでしょう。
さらに日経業界地図では、企業の提携や勢力関係・将来性・業界分キーワードが図表を用いて解説しているので分かりやすいです。
日経業界地図は、業界や企業を知り・興味を持つきっかけをもたらしてくれる本なので、重い腰を上げ、本気で就活をしたくなるきっかけをもたらしてくれるでしょう。
2.何も考えず興味を持ったらプレエントリーすべし
日経業界地図を見ると、「この会社面白そうだな、興味あるな」と感じることがあるかもしれません。このように興味のある会社を見つけたら、積極的にプレエントリーをしましょう。
「プレエントリーをすることで、必ず説明会や選考に参加しなければならないのではないか」と思い、プレエントリーのボタンを押すことをためらう方が多いと思います。しかし実際にプレエントリーのボタンを押してみると、会社から企業説明や説明会・選考情報等が送られるだけです。(説明会や選考に参加する場合は、別の手続きを行います。)
ただプレエントリーをすることで、自然と説明会や選考に関する情報が目に入るので、段々と『就活をやらなければならない』という気持ちになります。少しでも興味のある会社があるならば、どんどんプレエントリーをしてみてください。
※自己分析をしてからプレエントリーをするのはダメ?
自己分析をして、自分に合った企業を絞ってプレエントリーする方法もあるでしょう。確かに、就活をする際には、自己分析が重要です。
しかし自己分析をしようとしても三日坊主になり、放置したままという事もあります。
結果、自己分析をしてから、プレエントリーをしようと考えていた場合、プレエントリーがギリギリになるケースも珍しくありません。
それを予防する為には、自己分析をせず、積極的に興味を持った企業にプレエントリーを行う方法が良いでしょう。
3.就活に対しやる気に溢れた人達へ混ざる
周囲の友達や知り合いが就活をしていなければ、自分も大丈夫だと安心しがちです。しかし周囲も同じように考えている可能性があります。そのため、グループ全体で就活に対する行動が無ければ、自分もやる気が出ない事もあるでしょう。
そこで、やる気があって積極的に就活を行っているグループに混ざってみましょう。
例えば、SPIなどの勉強会を開催している、面接練習などをしているなどのようなグループです。
就活に対してやる気のあるグループに混ざることで、周囲のやる気に感化されて・自然と『自分もやらなければ置いていかれる』という気分にもなります。
※周りに就活に対してやる気のある人がいない場合は?
『周りは就活に対してやる気のあるような人もいない』ということもあるでしょう。
その場合は、ツイッターを使って・『就活を頑張っている』ツイートをする人達をフォローしてみてください。100人ぐらいフォローすれば、就活に対してやる気に満ちたツイートを自然と見る事になります。
このような就活に関するツイートを見ていれば、『自分もそろそろ動き出さなければヤバイかもしれない』という気持ちにもなり行動するようになるでしょう。
4.レベルの高い就活生達に混ざってみる
やる気に溢れているグループにも種類があります。
例えば、外資系企業への就職を希望している学生、難関ベンチャー企業を希望している学生が集っているような、やる気も知識もレベルの高いグループもあります。
このようなレベルの高いグループに、難関企業・大手企業の説明会やインターンシップなどの機会を利用して・混ざってみるのも良いでしょう。なぜなら、これまで何の準備も対策もしていなかった自分と高いレベルの企業への就職を本気で目指している人達とでは、意識から知識まで雲泥の差があるはずだからです。
例えばグループワークでは、レベルの高いグループの人たちは積極的に自分の意見を論理的に言えているのに対して、自分は何か話そうと思っても何も言えなくて・肩身の狭い思いになり・悔しい思いをすることがあるでしょう。この悔しい思いをすることが大事です!
その悔しさと情けなさから『本気で就活を頑張らなければ』と、行動するきっかけをもたらしてくれます。
難関企業を目指しているレベルの高い学生のなかに入ることは少し怖いとは思いますが、就活に対するやる気を出すには効果的な方法の1つなのでぜひチャレンジしましょう。
5.やる気がなくても「就活する」と周りに宣言する
人間心理の1つに、コミットメントという言葉があります。コミットメントとは、発言した事に対して拘束されるという心理効果です。
例えば、みんなの前で『体重を5キロ減らす』と宣言したとします。わざわざ『体重を5キロ減らす』発言したのに、何も行動しなければ「口だけの人だ」と周囲から言われ・信頼度が低下する可能性もあります。結果、『体重を5キロ減らす』という宣言を実現するために・運動するなどというような行動するようになります。
このように人は、自分が発言した約束に対して拘束されてしまい、目標を達成する為に行動をしなければならなくなる心理を持っているのです。
やる気が無い人でも、このコミットメントを利用して・ぜひ「本気で就活をする!」と周囲の人やSNSなどで宣言をしましょう!
6.軽い気持ちで説明会やセミナーに参加してから考える
『毎日しっかりと自己分析や業界研究をして、プレエントリーや説明会へ行こう』と言う方法は悪くありません。しかし、この方法は就活に対するハードルを高くし・なかなか始めることができなかったり、始めても『毎日しっかりやらなきゃ』とプレッシャーとなり・さらに息抜きができないので続けられないことがあります。
そのため、最初は軽い気持ちで就活を始めて見ると良いでしょう。
例えば、『大学の予定が無い曜日等、暇になりそうな日に合同説明会に行く』という方法も良いでしょう。『空いた日に合同説明会を入れる』という考え方なら・気持ち的に無理なく就活をすることができますし、合同説明会に行くことで自然と業界や企業の情報も得ることができます。また合同企業説明会に参加すると、興味がある企業と無い企業がわかるでしょう。そこで、『どうしてこの企業に興味を持ったのか』を考えていけば、自然と自分がやりたい仕事も見えて来ます。
他にも、空いている日にとりあえず面接対策やES作成などの就活セミナーに参加してみるのも良いでしょう。就活セミナーには特別な準備が必要ないことが多いですし、参加することで就活に必要な知識を身につけることが出来ます。中には、自己分析や業界研究に関する就活セミナーもあります。「就活に向けてそもそも何したら良いか分からない」という人は、就活セミナーに積極的に参加して知識もやる気も身につけましょう!
このように、『とりあえず合同企業説明会・就活セミナーに参加する』ことで、就活に対するハードルが低くなり・やる気を失わず、モチベーションを維持出来るでしょう。
まとめ.やる気を起こすこには、まず動くことから
私達は、就活をするために自己分析や業界研究・企業研究など様々な準備をしなければならないと考えがちです。
たしかに、自己分析や業界研究・企業研究は就活をする上で大切なものです。しかし、自己分析や業界研究・企業研究は1人でやることが多く・やり方も曖昧で・終わりがないものであるので、就活のやる気を起こすための方法としては適してないのではないかと思います。
今回この記事で紹介した方法は、何も考えずに・手軽にできるものが多いです。就活に対するやる気を起こすためには、今回紹介した方法をとりあえずやってみることがおすすめです!