2018.03.28
就職・転職事前対策・準備

志望動機はこう伝える

就職活動では、入社したい企業への志望動機を必ず聞かれます。

では、企業の面接官へ好印象を与えるための志望動機の作成方法とはどのようなものでしょうか?

志望動機の作成方法について確認しておきましょう。

1.重要思考の考え方でロジカルに伝える

就活における志望動機は、就職したい会社の特徴を述べてもあまり効果がないとされます。

論理的に、どうしてこの会社に就職したいのか、そしてこの会社において自分はどんなことがしたいのか・自分には何ができるのかといったことを述べる必要があるそうです。

そこで、志望動機に説得力を付けるには、「重要思考」という経営コンサルタントの三谷氏(KIT虎ノ門大学院教授)が彼の著書である「一瞬で大切なことを伝える技術」の中で紹介している方法を使うと効果的だと言われています。

重要思考の考え方において注意すべきは3点だけで、

  • 何が自分にとって大事なのか
  • なぜそれが大事なのか
  • 他と比べた時にどこが違ったのか

ということに焦点をおいて述べるというものです。

例えば、震災後になぜSNSを活用する人が増えたのか?という問いに対して、最新情報を得るということがその時には最も大切だった・なぜなら最新の情報を得ることが自分たちが生きるために絶対に必要になったから・テレビやアナログな伝達方法と比較してネットでの拡散が何よりも早く情報を手に入れることができた、といった具合で答えるということです。

この展開が論理的(ロジカル)な話の組み立て方です。

2.実際に志望動機に重要思考を落とし込む

「仕事をするうえで、自分が最も大事だと思う軸がどこにあるのか」、これを伝えることが志望動機になるそうです。

何を重視して仕事をしていきたいのか、なぜそれを重視するのか、なぜ他社と比較してこの会社でやりたいと思うのか、の3点を面接官は常に見ていると言われています。

 

まずは結論から述べるため、「私が貴社で就職したいと思うのは○○という理由があるからです。」という言い回しから始まり、その理由「なぜなら○○を仕事の中で大切にしていきたいと思っているからです。」を述べます。

さらに「なぜ○○を大切にしているかというと、学生時代に…(培ったもの・経験したことを生かしてエピソードを述べる)だからです。」と理由を続け、他社との比較である「○○を大切にしたいという点において、貴社は…といった点が他社よりも優れていると感じました。」といった内容を述べていきます。

そして最後に、「○○を実現するために、~として働きたいと思っています。」といった結びを付けます。

これにより、過去のエピソードも生かして、自分が将来やりたいことを簡潔に筋道立てて伝えることができるようです。

これなら、格段に説得力ある志望動機になると考えられます。

 

3.会社の魅力だけ語っても人間性が伝わらない

なぜこの会社を志望するのですか、と質問するとき、面接官が聞きたいのは会社の魅力ではなく、その魅力が就職したい学生にとってどんな意味・価値があるのか、という点だそうです。

「グローバルな活動ができることに魅力を感じます」と言われても、なぜグローバルな活動が自分にとって魅力的なのかが伝わらなければ、ただ会社のことを褒めているだけで説得力のない言葉になっていると受け取られてしまう可能性があります。

 

重要思考の考え方を活用し、自分の中のブレないもの・そのことへのこだわり、そして会社のどこにそのこだわりを生かせるものがあるのかを伝えることができれば、自分の思いを明確に伝えることができるでしょう。

選考する会社側を納得させることができる志望動機は、会社の特徴ばかりを説明するのではなく、自分のキャリアにとって何が一番大切であるのかを語っているかどうかにかかっているようです。思いだけではうまく人に伝わらないこともあります。

論理的な話し方で伝えたいことを明確に伝えられるようにしていきましょう。

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