2018.01.23
就職・転職事前対策・準備

面接で趣味に関する質問が出たら、どう答えるべきか?

就職活動の面接で、趣味について聞かれることが多々あります。

趣味を聞かれた場合の受け答えを、以下のポイントを抑えて考えておきましょう。

1.定番となっている趣味の関する質問

(1)趣味がわかれば、その人の人となりに関する情報が手に入る

趣味次第で、その人の大まかな人物像が得られます。

もし本を読むのが趣味の人がいれば、知識欲が旺盛で、情報収集に努める人だとの判断が下せます。

相手がどんなことを好みにしているかは、採用するかどうかのカギにもなります。仕事に携わる上でも、趣味の内容が影響を及ぼすこともあるからです。

(2)趣味にどれだけ没頭できるか

ひとつのことにどれだけひたむきになれるかは、なにをするにもとても大切です。

趣味を聞いて、その人の傾注度合がわかれば、いざ仕事を開始することになったときの熱心度を測る指標になります。

それによって、どの程度仕事をしていくことができるのかも判定できます。だからこそ、面接官が趣味に関する質問をするのです。

2.質問への適切な答え方

心から熱中している趣味を語ることとその趣味を選択した理由を正確に伝えることが重要です。

その辺をもう詳しく見ていきましょう。

(1)体裁を繕う必要はない

外見を気にするあまり、やってもいないことを答えてはいけません。

あるいは、本当の趣味がいまいちさえないと思い込んで、もっと見栄えがいいものにしようなどとして、うそをつくのもよくありません。

例えば、本来は読書が趣味なのに、なんだか物足りないからもっと活発なスポーツを加えようなどと考えるべきではありません。

問題なのは、趣味そのものではなく、そこから推測できる人間性です。

偽りの趣味を述べたとしても、相手に心のうちを理解してもらえないでしょう。

正直にほんとうの趣味を答えて、自分のありのままの姿を伝えましょう。

(2)その趣味を選んだ理由を説明する

ただ単に趣味が何かを答えるだけでは、その意味が伝わりません。

なぜその趣味でないといけないのか、どうしてそこまで熱心になるのかを熱く語りましょう。

読書が趣味なら、何のために本を読むのか、どんな分野が好きなのかを具体的に述べたほうが説得力が増します。

例を挙げるとすれば、「新しい本を読むことによって、新鮮な知識を得られて、心の中がわくわくします。

ビジネス書に特に関心があります」というように、自分の気持ちをしっかりと伝えるのが一番いいことなのです。

(3)面接官の関心を引く

趣味とは、すなわち自分の得意なことですから、話は尽きなくなるでしょう。

その辺の長い話に相手をどう惹きつけるのかがポイントになります。

 

例えば、1冊本を読むのに、5分しかかからないというようなことを言ったとします。

面接官は、なぜそんなに速く本を読めるの?と聞いてくるでしょう。

そこで会話が進んでいきます。

同じ答えをするなら、面接官の心をキャッチできるような話題へもっていきたいところです。

(4)正直ではあるけれど、ネガティブな趣味は避ける

面接官の心に通じる趣味を伝えなければならないので、多少の取捨選択は必要です。

具体的な例を出すと、「街を歩く人の人間観察です」とか、「2チャンネルを見ることです」などと答えたのでは、ややマイナスの印象を与えてしまいます。

できることなら、自分の人間性や心根を熱意をもって語れるような趣味を選びましょう。

3.具体的な例文

注意すべき点は、うそは言わない、どうしてその趣味を選んだかを語る、自分の心根を熱い気持ちをもって伝えるなどです。

それらの点を参考にしながら、具体的なやり取りの例を見てみましょう。

質問:どんな趣味を持っていますか?

(例文)読書を趣味にしています。1年間に300冊近く本を読みます。読書からはいろいろなものを得られます。そのひとつが、現実を観察するうえで、深い思考力が生まれてくることです。

 

最近読んだ本を例に出したいと思います。旧日本軍の軍事戦略を問題にした「失敗の本質」という本です。

その本を読んだことで、「旧日本軍は、食べ物、寝具、薬などを準備せずに、必要なものを現場で奪い取って生活の足しにしろという命令を下していた。作戦を組み立てることもしないで、なんでも精神論だけで打開策を求める文化が根差している」ということが頭に入っていました。

原発作業員の働く姿を見ていたときに、深く考えさせられました。彼らも旧日本軍と似ている状況に追いやられ、食料や寝具も十分ないまま、現場での作業を強いられているのだと感じられたからです。

思考力が備わってくると、ひとつの現象にもいろいろなことを重ねて頭を働かせることができます。そうやって考えていくと、人生をいろいろな面から眺められ、楽しむことができます。

解答例について

読書が趣味ですと答えると、なんだか面白みのない趣味のように思われますが、そうとは限りません。

内容が充実していれば、全く問題はありません。

 

もし、読書が趣味ですで終わっていれば、確かに面白くも何ともありません。

しかし、この例を見ればわかるように、なぜそんなに本が好きなのかを熱く述べています。

これで、この人が読書から有益な情報を得ているうえに実生活にも投影させていることがわかるので、真意が伝わりやすくなります。

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