2019.07.11
就職・転職事前対策・準備

面接で「何か質問は」と聞かれる逆質問に、うまく答えるコツとは

面接で「何か質問は」と聞かれる逆質問に、うまく答えるコツとは

就職活動の面接では、最後に何か質問はありますか?と聞かれることがあります。いわゆる「逆質問」の場面です。

何も質問しなくてよいのか?

それとも何か質問をすべきなのか?

と考えてしまい、焦ってしまう人も多いです。逆質問をされたときに臆することなく質問をするために、事前に質問を考えておくことがポイントです。今回は、逆質問に落ち着いて答えるためのコツを紹介します。

1.逆質問にうまく答えるための2つのコツ

逆質問にうまく答えるコツ1:質問はあらかじめ準備しておく

突然質問をされても、よほど機転がきく人でなければ意味のある質問をすることは不可能といってもよいでしょう。

逆質問にうまく答えるためには、いつ聞かれてもきちんと質問ができるように、前もって何を質問するのか考えておくことです。

そのためにはまずその会社のことを事前に調べよく知り、そのうえで1つだけでなく、2~3個程度の質問を用意しておくと、その時の状況に合わせて質問をチョイスできるので無難です。

OB訪問のチャンスがあれば、OB訪問の際に疑問に思うことはないか注意しておくと逆質問に役立てることが出来ます。

質問のポイントは相手が「この会社に興味を持ってくれている」と感じるような質問を心がけてください。

逆質問にうまく答えるコツ2:あくまでも焦点は自分ではなく相手!具体的な質問を

相手から意味のある回答を得るには、ポイントがあります。それは、相手が質問に答えやすいように工夫をするということです。

「やりがいを感じていますか?」という抽象的な質問になってしまうと、相手もどこまで答えるべきなのか戸惑ってしまい、意味のある回答を得られることはできなくなってしまいます。

答えやすく意味のある回答を得るたものポイントは2つです。

ポイント1:明確で具体的な質問をする

自分が質問に答える側だとして考えてみるとわかると思いますが、漠然した質問よりも

聞きたいことが明確で具体的な質問の方が、的確な回答を示すことが出来ます。

ポイント2:焦点を相手に合わせた質問をする

実際にその企業で働く面接担当者が、会社内で経験したことを上手く聞き出すためには、

質問の焦点を自分ではなく、相手にすることが大切です。

上記2つのポイントを抑えた簡単な例を紹介しておきます。

例) 結果を出せる社員と結果を出せない社員の差は、どんなところにあると感じますか?

具体的な質問を行うことで、面接担当者の仕事に対する姿勢を聞き出すことが出来ます。また、自分が働く立場になった時に役立つ話を聞くことが出来ます。

営業職を希望している場合には、「成果の出せる営業と、成果の出せない営業の差」と置き換えて聞いてみることも出来ます。

このように、少し工夫をするだけで相手に与える質問の印象もだいぶ変わってきます。

貴重な意見を聞ける機会ですので、仕事の先輩でもある相手からこれまでの経験をうまく聞き出せるように、何を聞きたいのかしっかりと考え、そのことに的を集中させるような質問をしていきましょう。

2.逆質問の注意点 答えづらいと感じる質問は避ける

逆質問は企業側に質問できるチャンスではありますが、採用担当者が答えづらいと感じる質問もあります。

(1)給与や福利厚生、労働環境など

給与や福利厚生、労働環境は働く上で重要な項目ですが、このような情報はあまり答えたくないという企業もあるので、注意しなければなりません。

また、これらの情報は、わざわざ質問をしなくても、転職情報サイトやキャリコネなどで調調べることができる内容です。面接を受ける前にしっかりと確認しておきましょう。

(2)経営のこと

「御社のこれからの戦略はどのようなものですか?」と聞かれても、ほとんどの面接官は平社員ですので、答えようとはしないでしょう。

また、面接などを担当している人事部は、会社の経営策略を練る部署とはまったく関係がありません。

同じ企業に勤めているとはいえ、部署が違うわけですから、経営のことを質問しても思うような回答は得られないと思ってください。

このように、経営策略や会社の方向性などを、役員面接以外の場ですることは好ましいことではありません。

ただし、役員面接や社長面接の場合には、話は別です。

役員や社長になると経営に携わっているので、経営に関する質問を積極的にしていくことで意欲を感じ、この会社に強い関心を持っている学生であると、評価にもいい影響が出てきます。

人数が多くないベンチャー企業の場合には、面接官も役員クラスのケースもありますので、役員クラスが面談の対応をしているのであれば、今後の戦略をあえて聞くのもよいケースもあるかもしれません。

3.逆質問はクローズドクエスチョンに注意

クローズドクエスチョンとは、「はい」や「いいえ」、あるいは「AもしくはB」など択一で答えることができる質問のことを言います。

一見簡潔でいいのではと思うかもしれませんが、「やりがいを感じていますか?」と質問した場合、「はい、ありますよ」で回答が終わってしまい、期待するような回答が得られない可能性もあります。

また、「やりがい」というワードも具体性がないので、答える側としては意外と考え込んでしまうものです。

質問は5W1H、すなわちオープンクエスチョンを心がけましょう。

具体的な例を挙げると、「仕事をしていて、特に充実感を味わえるのはどういう時ですか?」というように、何を聞きたいのか明確になっていれば、何に答えるべきなのかはっきりしているので、相手も答えやすくなり質問する側にとっても参考になる回答を得られることになります。

4.企業はなぜ逆質問をするのか

逆質問は、学生や求職者にとって有効な情報を引き出すことができるというメリットがあります。そして、企業側は逆質問を投げることで、しっかりと考えられた質問が返ってくるという事は、その企業について、詳しく調べ、自分が働くと想定した時のことをしっかりと考えていると判断することが出来ます。

つまり、どれだけ本気で面接を受けに来ているかを判断する1つの基準になるということです。

また、逆質問は質問者の性格やコミュニケーション力を判断することも出来ます。聞きたいことをきちんと質問できる能力は、仕事でも重要視される部分であるため、短時間の面接で採用の判断をするためには、逆質問は大きな役割を持っていると言えます。

5.好印象を持ってもらうための逆質問例

ちなみに、CAREER WRITEを運営する株式会社ライトの人事担当に、こんな逆質問は痺れる!と感じる逆質問はありませんか?と尋ねたところ、

「わがままなお願いですが、今日の自分をフィードバックしてもらえますか?」と聞かれると痺れるという回答をもらいました。

実は、逆質問には正しい回答はありません。

志望する企業のことをしっかりと調査し、意欲をもって面接に挑むことで逆質問が見えてくるのではないでしょうか

まとめ

就職や、転職活動を行う際には、まず面接官の印象に残らなければなりません。

質問ありますか?

と聞かれた場合、何も質問しなければ印象を残すチャンスを自ら逃しているのです。

つまり、逆質問で最もNGな回答は「特にありません」です。

面接官の印象に残り、かつ、働きたいという意欲をしっかりと伝えるためには、企業の情報をしっかりと収集し、具体的で答えやすい逆質問を事前にしっかりと準備しておくようにしましょう。どうしても逆質問が見つからない場合には、自分が面接官だったら、どんな逆質問をされたら意欲があると感じるか考えてみると良いでしょう。

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