2018.01.04
就職・転職事前対策・準備

現役転職エージェントが本音で語る業界裏事情と担当者に騙されずに転職する方法

皆さん、今回は、

人材業界の中でも、

主に転職エージェントの裏事情についてお話してみたいと思います。

業界の人間として、皆さんの参考になればと思い、

本音と裏事情語ってみたいと思います。

 

沢山の方々を面談させていただいた経験から、

思うこともたくさんあります。

例えば、人事担当したことないのに、

偉そうに語れるなと感じることもありますし、

視点がずれている企業紹介をしていることもあります。

 

そういった彼らの化けの皮を剥がすべく、

ここから様々な視点で、順を追って説明いたします。

 

ここでは私のエージェント経験と、

採用担当者としての経験を元に、

みなさんのエージェント選びの参考になれば幸いです。

 

1.転職エージェント(人材紹介会社)とはどんなビジネスモデルなのか。

転職ならまずエージェント登録しようというのが、

ある程度当たり前になってきましたが、

ビジネスモデルがどういったものになっているのかまで、

ご存知の方は、そう多くないのではないでしょうか。

ここではその仕組みについてご説明します。

 

簡単に話をすると、

エージェントが面談した求職者に内定が出て、

本人も行きたいと内定承諾をしてもらえば、

お金がもらえるビジネスです。

多くが成果報酬型のビジネスモデルです。

ですので、よく聞かれる質問でもありますが、

「面談費、、おいくらですか?」とよく質問されますが、

求職者からもらうことは基本ありません。

 

ただ最近では、優良情報を提供するために、

WEBサイトに登録するための会費等をとる会社はあったりもしますので、

今後、このビジネスモデルも多岐にわたると思われます。

 

ですのでここで言いたいのは、

エージェントが企業を推薦するのは、

企業が費用を払ってくれるからです。

これは断言できます。

払ってくれない企業には基本紹介しません。

個人でやっている場合は、そういうこともありますが、

今回はあくまで人材会社のエージェントとしての話ですので。

 

2.転職エージェントの費用(売上)はどうなっているのか。

先ほどもご説明しましたが、

成果報酬が一般的ですので、

内定が出て、内定承諾が出たら、いくらもらうかということなんですが、

基本は年収の30%を手数料としていただくことが多いです。

ですので、年収500万円の方のケースですと、

手数料で150万円お支払いいただきます。

 

高いですか?

そう感じるのもわかりますが、

採用の手法は多岐にわたるのですが、

例えばリクナビに掲載したり、

DODAに掲載するのも費用がかかります。

 

会社によっては人材紹介エージェントを使った方が安く済むケースもあります。

ですので、多くの企業が利用しています。

3.転職エージェントの働き方

エージェントの働き方についてですが、

よくあるのは、月間〇名内定承諾を獲得するというものや、

月間紹介金額〇〇万円目標!といった数字を追いかけています。

これは営業なので、仕方ないといえばそこまでですが、

ということは、よく聞く、無理やり企業に内定承諾をさせるとか、

行きたくない企業だと言っているのに、長時間面談されるということが起こります。

ですから、のちほど説明しますが、

エージェントの考えに流されてはいけません。

 

考えを聞くことは大事ですが、

全て受け入れているとエージェント都合になり、

人生を自分で決められなくなります。

 

また、最近ではエージェントの面談コストを下げる大手が増えました。

面談をパートや、アルバイトにしてもらっていることがあります。

どこの企業というのを書くのはここでは控えますが、

パートの方が、月に数名面談し、

面談で企業を案内し、

内定承諾で決まった企業の紹介手数料のうち、

数パーセントを給料としてもらうという働き方のかたもいるようです。

 

4.転職エージェント担当者の本音

彼らエージェントの本音は

「どこかの企業が決まって承諾してくれ!営業数字のために!」です。

 

これもよく同業で話をするときに出てきますが、

エージェントの性格で、

転職は確率論だというタイプと、

情で動くタイプが活躍している2パターンがあるように思います。

 

どういうことかというと、

相手の意見も当然聞きますが、

数社見てもらったらどこかで落ち着くだろうという算段から、

ある程度ジャンルを絞って紹介し、面談者に決めてもらうパターンと、

情で、求職者のために企業探しを必死にしてくるケースです。

 

本当はもっと様々な方があり得ますが、

社内評価が高いのはどちらかというと前者です。

ひとりにかける時間数を減らして、

求職者と、企業を会わせて内定をとってもらう動きが出来ています。

とここで、本題に戻しますが、

彼らエージェントの本音は

「どこかの企業が決まって承諾してくれ!営業数字のために!」です。

再度になりますが、

「そんなことない!」と反論される気もしますが、

でもこれは恐らく相当余裕のある優秀なエージェントでしか、

反論できないのです。

毎月限られた求職者としか会えていない人は、

その中で応募承諾までたどり着いてもらわないと、

自分の営業数字が達成できないからです。

 

なので、重要になるのが、

やはりいいエージェントに会うということです!

 

5.転職エージェントとの正しい付き合い方

エージェントの話はあくまで1つの情報として聞く意識をもち、

この人が言うなら安心だという考えは捨ててください。

いい人もいます!でも自分のために!会社のために!という人も、

いるのが事実です。

ですので、1つの情報源として接点を持つようにするといいでしょう。

ただ、優秀なエージェントの方だと、

現状のレベルと、求めているポジションの差を正確に教えてくれたり、

そのために何が必要で、転職時期の再設定を提案してくれることもあります。

苦手意識や、恐怖心は抱かず、

転職のプロに無料で相談できるくらいの気持ちで臨むといいでしょう。

 

6.ダメなエージェントの特徴7つ

これは私の感覚になってしまうので、

参考程度に読んでいただきたいですが、

私自身の転職活動の経験も踏まえて書きたいと思います。

 

①服装がだらしない

エージェントを一人のビジネスマンとしてみたときに、

求職者と会うときの格好すら、

ちゃんとできない人を信用してはいけません。

 

②面談者の意見を聞いていない提案をする

例えば、

飲食業界には興味ないといっているのに、

王道の飲食を提案するタイプがいます。

これはヒアリングの時間を返して欲しいくらい驚きます。

例えば、ベンチャーの飲食店で、

今後、飲食業界を●●のように変えていきたいと考えている社長だったら、

話聞いてみたくないですか?とかでしたら、

自分の意見も加味してくれてますが、

今後もそういう欲しい情報以外を提案してくる方なので、辞めておきましょう。

 

③現職の否定をしてくる

転職をしてくれないと、お仕事にならないので、

現職の否定をして、転職の覚悟をさせたいのはわかりますが、

現職で学べることや、やれることがないのか、

見てくれた上で、可能性を伝えてくれる人にしましょう。

否定するのは誰でもできます。

 

④企業の求めている課題をやってくれる

これはありえません。

たまにそういう担当を見ますが、

まず、本人のためになりません。

次に入る企業での評価を決める話ですし、

企業側にもエージェントとして非常に失礼です。

 

⑤内定が出た企業を第一志望にさせようとする

内定が出るまでは、他の第一志望を伝えていたのに、

内定が出た途端、内定先を第一志望にするために、

猛烈プレゼンする担当は辞めましょう。

正直、私も初任の時はそうでしたが、

必死になるところを間違えています。

 

⑥他社のエージェントから紹介された企業を否定する

これは本当に多いです。

自分の紹介した企業で決めて欲しいために、

他社からの内定を辞退させるものです。

営業としては正しいですが、

転職のサポートとしてで考えると、

ひどいことをしていると思いませんか。

 

⑦エージェントは採用経験を積んだことがある人が少数

エージェントは採用業務のプロで、

年間数社、何百人と面談したり、ご紹介をするわけですが、

実は採用業務全体を担ったことがある人は多くありません。

正確に言うと、

採用実務がないということです。

採用担当者の考えがいまいちわかっていない人が多いです。

もっというと会社の経営方針や考えをわかっていない人も多いです。

情報が表向きのものだけで企業を薦めることがあるので、

入社してみたら、実際の現状は全然違ったといったことも起こります。

エージェントの担当がついたら、

自社の採用をしたことあるか、

あるいは会社の経営をしたことがあるか、

聞いてみるのもいいかもしれません。

 

7.最後に

いかがだったでしょうか。

エージェントの文化が浸透し始めたからこそ、

未熟なエージェントも多くいます。

エージェントに騙されたという話は、

あってはいけません。

正しいコミュニケーションを取るために、

一つの手段として、

エージェントと連絡してみてはいかがでしょうか。

皆さんのこれからの選考で良い結果が出るよう、応援しております!

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