2018.06.24
履歴書・エントリーシート

エントリーシート(ES)とは何か。押さえておくべき基本事項と注意点。

ES(エントリーシート)ってなんのさ。

就職活動を考えている人ならだれでも聞いたことがあるであろう、「エントリーシート」という言葉。

なんとなくイメージはあっても、よくわからない点がある人も多いんじゃないでしょうか。今回は初心者にもわかるように、ES(エントリーシート)の基本的なことについてまとめました。

1.ESの提出は選考のスタート!

一般的に企業の選考には、2段階からなっています。

1段階目はESや履歴書、Webテストなどの「人と会わない」選考。

2段階目が、面接やグループディスカッションなどの、「実際に人と会う」選考です。

選考の1段階目は「人と会わない選考」選考の2段階目は「実際に人と合う選考」

大企業でも中小企業でも、どの業種・職種でもこの基本は変わりません。

企業の選考対策というと面接など、2段階目のことばかりが注視されますが、人気企業では面接に呼ばれる前に志望者の9割が落とされるということもあり、1段階目をしっかり考えておくことが大切です。

この1段階目の選考で大きな役割を果たすのが、ESです。

ESとはエントリー、つまり企業に対して選考の申し込みを行う際に提出する書類です。

形式は企業によって様々ですが、「400字以内で、学生時代に力を入れたことを書いてください」など、特定のテーマについて、字数を指定されて文章を書くといった形式が一般的です。

2.企業は「最初のふるい」としてESを課している

企業がなぜ最初から面接をせず、ESによる選考という段階を設けるのでしょうか。

理由を端的にいってしまうと「効率的に学生を選抜するため」です。

面接やGDを実際に行って選考するとなると、学生一人を見るのに30分、1時間といった時間がとられ、人手も必要となります。

そこで企業が簡単に学生をふるい落とすのに利用するのが、ESなのです。

時間を短縮するのがESの目的なので、企業はESを隅から隅までじっくりと精査しているわけではありません。1000枚のESを2人で2日間かけて確認しているなんてこともざらにあります。

3.大切なのは「最低ラインを通過する」こと

では、「通るES」ってどんなものなのでしょうか

前述のとおり、企業の担当者があなたのESを見て、通過させるかどうか判断する時間はわずかです。

輝かしい経歴や面白い視点があるESを提出されたら、確かに通過できるかも!と思うでしょう。

しかし、パッと見て言いたいことが伝わる、「相手にとって読みやすい」ESを作成することが何より大切です。

そのためには、

質問の内容に明確に答えられている

丁寧な字で書かている

文章の構成、日本語の使い方が正しくできている

といったこと満たすことを心がけましょう。

4.オンラインでの提出と手書きでの提出

ESの形式としては、「オンライン」と「手書き」の2種類あります。

一昔前までは、ESは手書きが基本でしたが、今ではHPや就活サイト等を通してESを提出させるも増えてきています。

(1)手書きのES

手書きのESは作成するのに時間がかかります。それを読む企業にとっても、たくさんの書類を処理する煩雑な作業が発生することになります。

こうした事情があるにも関わらずいまだに手書きESを求める企業が存在するのは、

時間をかけるだけの熱意はあるかどうか

字を丁寧に書くなど、作業をきっちりできるかどうか

といったことを見ているからです。

手書きのESを書く場合は、誤字をしない、修正液を使わない、適切な送り方をするなどの実際に書く内容以外の部分に気を付けることが大切です。

(2)オンライン提出のES

オンライン提出のESは、自由にパソコンで編集することができ、手書きに比べて短い時間で作成できる一方で、気軽に提出できることで選考倍率も高くなります。

しっかりと企業の質問にあった内容を書き上げることを心がけましょう。

またオンライン提出の場合、操作ミスや時間切れなどによって書いた内容が消えてしまうことがあるため、一度別のところに内容を書いて保存しておくことが大切です。

5.ESは面接で突っ込まれる

ESは数百字という文字数に凝縮して書くものであり、内容についてじっくり考える時間があるので、ありもしないエピソードをでっちあげて書いたとしても、ばれる可能性は高くありません。

なので、そうしたほうがESの見栄えが良くなり、通過する可能性が高いのだから、ESで本当のことを書く必要がないと考える人もいるかもしれませんが、実際はそうではありません。

一旦ESが通過しても、その後の面接で、必ずESの内容に関連したことを聞かれます。

その際にうまく返答ができなかったり、面接でいったこととESに書いてあることが違ったりすると、嘘がばれ、信用を失うことになります。

とはいえ、エピソードを話す際、「本音と建前」を使ったり、話を少し脚色したりと、内容を完全に事実に即したものにするのは難しいかもしれません。しかし、少なくとも面接で突っ込まれたときに堂々と話せるような内容を書くことが大切です。

まとめ

ESを書くのは孤独で大変な作業です。就活の後半で面接をするのとはまた違ったストレスを感じることもあります。一方で、時間をかけてESを書くことで、自己分析や企業分析をあらためてすることができ、今後の就活につながることもあります。

ESが何のためにあるのかを理解したうえで、しっかりと「通るES」を作ってください!

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